題して『のほほん桜海老賞味会』……って、勝手にtsujiが付けたタイトルではあるが、悪くはなかろう相模線どの。彼は毎年この季節、歴史ある宿場町の東海道は由比に、駿河湾名産の桜海老を食しに行くのが習わしとなっているらしい。そこにSALIDAでの公募をかませた結果、tsujiを入れて総勢17名の賑やかなパーティーとなった。冬でも比較的暖かい、沼津から由比周辺の茶畑を荒らしまわり……ではなくて、のんびりと散策しつつの、富士の勇姿や駿河湾の輝きが素晴らしかった。桜海老も、ほんと旨かった。さらにtsujiとしては、今までとは違う方々に多数お会いできたのがとっても嬉しかった。以下は、そんなパーティーのレポートである。
しかし、暖かいねえ。バイクで走っているときはともかく、歩きまわったりバイクをとりまわしていると汗ばむほどであるホント。この周辺がいくら暖かい場所だとはいえ、これは普通ではない。何しろ1月である。さらに寒波も来るはずだったのだが、予報は大ハズレ。もちろん拙僧が前夜、剃刀にて剃髪したおかげであるぞ感謝せよ皆の衆。ってことなのだが、ていねいに剃髪しすぎたかもな暖かすぎじゃ身に付けた厳寒期装備が無駄である。いやいや、贅沢を言ってはいけない。いや気持ちよい。
ただし中央写真はインチキで、ロケハン時に箱根峠付近で撮ったもの。それでも右の記念写真の後方にはしっかりと顔を出している……と言われないと分からないくらいにしか写っていない残念至極。写りにくいんだよねこういうの。皆の衆に露出を合わせると、真っ白な富士山は空に溶け込んでしまう。とくにデジカメはこのあたりが不得意。まあ、拙僧の技量とカメラのグレードの問題もないとは言えないのだが……悔しっ!
ここの名物が桜海老。このあたりの駿河湾でしか捕れない名物である。その名の通り桜色をした小さな海老なのだ。詳しくはこちら>>>http://sakuraebi.com/ しかし、板塀の前にちょろっと程度で収まる台数ではない。我々が目指した食処の『海の庭』は、ここで一番大きい施設ではあるが、17台のバイクがササッと停められるようなスペースはない。こんなバイク軍団が来ることにも、お店は慣れちゃいない。店のオバチャンたちは大慌てである。でも、大慌てで店の敷地内に駐車スペースを作ってくださった。そして必死に誘導。嬉しいなぁ、あったかいオバチャンたちだったなぁ多謝。こりゃ〜、また行かねばなるまい。
いっぱい食したので、そのままバイクに乗っては体によくない。重い胃袋が激しく上下動してしまう。ってんで、宿場街の散策である。まあ、よくある歴史的な街を観光地化した状態なのだが、洗練されすぎていないところが和めてよい。日常的にすぐ脇を通っていながら、東名高速で素通りばかりでこれが初観光のtsujiとしては興味津々である。そしてキチンと見ていけば、あちこちに江戸時代からの名残があったりする。風情であるなぁ。由比正雪の生家や、その内部にある藍染め用の藍を入れる壺など、なかなかイイカンジである。
由比の宿から、距離的にはすぐである。すぐではあるが、そこで通過した旧東海道の細い道の雰囲気は、なかなか素晴らしかった。いや、写真に撮ればただの田舎の脇道にしかならないだろう。でもバイクで走り抜けていくと、道の両脇のところどころにある建物とかが昔の東海道の臭いを残しているのを体で感じられ、なかなかの気分なのである。そして、ミカン畑の農道のような狭く急峻な道を登っていって到着した峠は、なかなかの絶景であった。眼下に広がる駿河湾、その縁を走るR1号と東名高速、さらには見事な富士山。ここからの景色は、安藤広重の東海道五十三次にある「由比の宿」の視点なのだという。 見事であるが、なになに、この絶景と富士山をハッキリ写しつつ集合写真を撮れだと! 相模線よ、そりゃー無茶だよ富士山と皆の衆の両方には露出が合わない。なに、それがtsujiの仕事だろって! 仕事じゃねーよ遊びだ、遊に来たの。おいらはプロのカメラマンじゃないんだしさぁ、そんな難しいこと言われたって困っちゃうぜ。
やがて日も沈み、さすがにお開き。しかし一部の面々は、さらに沼津港へとバイクを走らせ、SALIDAでは頻繁に登場する鰯専門店の『磯はる』にて、もー食えねぇ〜、というところまで食ったとか。そこにはtsujiもいたという噂もある。懲りない面々である。
今回のツーリングパーティーは、ベースが相模線の企画であるがゆえ、SALIDA主導のときとはまた違った方々がたくさんおられた。それがtsujiには嬉しかった。新しい出会いを作るのが、SALIDAのイベントの大きな目的である。これを機会に、ほかのSALIDA企画にも皆さん、どんどん遊びにきておくんなまし。そんな方々を以下にご紹介します。
一番右は"うえっち"で、じつは昨年、『爆走パーティー2004/志賀』と『反省会2004』に参加してくれているのだが、tsujiがさぼっていてレポートをアップしていないのでレポートでは今のところお初となります。本当は、一度だけSALIDAのトップカバーフォトを飾っている(赤ムルチ)んだけどね、覚えてる人は少ないだろう。今回彼はグランドマジェスティでの参加だが、スズキのDR-Z400SMも最近購入したらしい。しかしだなDRZの前に、12月の反省会のときにはスズキのVストローム1000だったし、その前の爆走のときはドゥカティのムルチストラーダだった。さて、今度はどんなバイクに乗って現れるのか、怪しいヤツである。
その他の常連組については、今回は省略であるゴメンな。でも、このふたりは紹介しないわけにはいかない。左が企画主の相模線で、ルート設定から参加者募集まですべてやってくれました多謝に多謝であります。彼は今回、2005年度用の戦闘機として新たに3万円で購入のホンダVTR(250)で参加し、すばしっこく嬉々として走りまわっていた。単独バストアップのポートレートを撮ろうとすると、いつもカメラ目線ができない照れ屋という意外な一面がある、その風貌からは信じられないかもしれんがね。
そして右が、このあたりは地元で非常に詳しいパンクである。いつも何か事件をやらかすのだが、今回は何事もなかったのであった不思議であるよ。SALIDAイベントのお楽しみ事項なのだがなぁ。そんあこたぁーおいといてだ、彼は当日の誘導役もさることながら、事前の情報提供を事細かに行い、さらには実施3日前の夜中に自宅からクルマで道の凍結状況を偵察に行ってくださったのである、素晴らしい! 見事! 御立派!!! パンクにも多謝に多謝であります。ご両人、またいろいろな企画、たのむよっ。***********************************************************
■tsuji@SALIDA てなわけで皆の衆、またいつかどこかで。 |