我々にしても、こうした新たな手強いブランドが登場することは大いに歓迎するものである。だって、面白いではないか。個性という抽象的な表現での魅力だけにすがって勝負するのではなく、こうして真っ向からメイドインジャパンに食ってかかるメーカがいるというのは、じつに楽しい。ミクロ的な意味での技術力に関しては、トライアンフには申し訳ないがはるかに日本メーカーのほうが優れていると思うのだが、バイクの価値はそれだけではない、そしてバイクの性能はそれだけでは決まらない。その実証である。今後の活躍も期待したい。 このデイトナ600というバイク、僕は残念ながら乗りこぼしているが、かなり出来がよいとの話は一部から聞いていた。ぜひチャンスを作って乗ってみたいものである。 なお、主にデイトナ600の前身であるTT600について、以前にデアゴスチーニ社の隔週刊分冊百科『モトコレクション』に掲載したレポート(基本は欧州製作の文章でそれを僕がアレンジ)を、参考のために用意した。お読みになりたい方は>>>TT600.htmlをクリックしていただきたい。 トライアンフ プレスリリース Vol.040305 「英国スーパースポーツ選手権 第1戦結果」(本社発行) http://www.triumph-motorcycles.co.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2004/4/08 ━━ デイトナ600を駆るクレイグ・ジョーンズが2位入賞!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ トライアンフのオフィシャルスポンサーチームであるトライアンフ・ヴァルモト(Triumph ValMoto)は英国スーパースポーツ選手権第1戦(於:シルバーストーン・サーキット)で見事に2位入賞を果たしました。 ライダーはクレイグ・ジョーンズ。 彼はまたコース最速ラップレコード(1.30.125/12周目)を記録しました。 デイトナに飾られたユニオンジャックに23500人の観衆は歓声をあげ、クレイグもまた感無量の涙を流しました。非常にリラックスして走れたことと戦術的なライディングスタイルがこの結果をもたらしました。元GPライダーのジェイ・ヴィンセントやドカティのファクトリーチームライダー、マイケル・レイバリーを抑えての入賞。1位のカール・ハリスとは5秒差でした。終盤はホンダ勢にせまられながらも、ポジションをキープし、後続と2.7秒差でチェッカーを受けました。 ジョーンズはインタビューで、 「強烈なスタートだった。しかしながら堅固な走りができたし、あまり激しい争いもせずトップ集団に入れた。周回遅れのライダーに少し手間取ったけど、本当に激しい攻めの走りを楽しむことができた。今年のマシンは自分が知ってる中でも最高の仕上がりになっている。すぐに優勝することもできるはずだ」 と語り、チームについても「ヴァルモトチームのデイトナ600は非常に完成度が高い。シーズンの第一戦でこのコンディションは大きなアドバンテージになるはずだ。チームをはじめ、トライアンフやピレリのスタッフが一生懸命いい仕事をしてくれた結果だ」 とコメントしています。 このレースの直前、クレイグは「ヤングライダー・オブ・ザイヤー2003」を受賞したばかり。 Race result: Championship points: 1. K. Harris (Honda) 30:24.5851. Harris 25 ; 2. C. Jones (Triumph ValMoto) +2.7082. Jones 20; 3. M. Laverty (Ducati) +3.0023. Laverty 16; 4. P. Riba (Kawasaki) +5.5174. Riba 13; 5. L. Camier (Honda) +10.2405. Camier 11; 6. K. Murphy (Honda) +11.2486. Murphy 10; 7. C. Crutchlow (Honda) +17.9507. Crutchlow 9; 8. J. Vincent (Honda) +26.8898. Vincent 8; 9. A. Coates (Suzuki) +33.8209. Coates 7; 10. T. Sykes (Suzuki) +35.0910. Sykes 6; <以上> |